夏の日、私は歩いていた。

汗がポトポト落ちてきた。

それでも、私は歩いていた。

私を待ってくれている子供達の為に…。

『そお、私は子供達が待つ、演劇団の1人。』オトトとピッピの青い海の始まりです。

私は、途中でクモにかかり、殺されちゃう役目ですけど…。

『開演でーす。』

『ワァー。パチパチ。』

『ありがとね。また来てね。』

また、来るでしょう…。

私を待っていてくれている子供達がいる限りは…。