宗教は、基本嫌いです。
なんか、怪しい感じがするし、ブラックホールみたいに思っています。
私は、辛かった青春時代、心の隙間を、精神的弱さを、哲学の本に委ねた。
もう、夢中で精神世界にのめり込んだ。
あんまり難しいのは読んでいないけど。
宗教は、1人の主君の考え方を全面的に受け入れるけど、
哲学書は、そこら中溢れている中の、ここは、この人。
あっちは、この人と、いいとこ取りが出来る。
それが私には、合っていた。
ノンフィクションものも、読みあさった。
私の心に響いた、ランスアームストロングの、ただマイヨジョーヌの為でなく。
私は、この世界に、存在する人の中で、こんなに精神が強い人は、初めてだった。
息抜きに、現実逃避に、尾道からドンコで広島によくでかけていた。
その電車の中で読んだ。
涙が溢れそうだったのを、今でも鮮明に覚えている。
自分の弱さが、自分を信じてやれなかったことが、無性に辛かった。
自分に響いてくる言葉捜しの毎日。
そんな中で、知り合いに宗教の勧誘をしている人がいた。
私は、興味が無かった。
それより、団体で1人の人間をまつりたてている、その気持ち悪さの方が正直な気持ちだった。
宗教をして、そのお陰で、病気が治った人もいた。
宗教のお陰か、偶然か、その人は、宗教にのめり込んでいた。
でも、幸せは自分の力で捜すものだと思う。
いろんな旅をして、いろんな景色見て、最後の決定権は、自分だと思う。
まわり道のアドバイス程度に、心の支えを宗教に頼ったのなら仕方ないかもしれない。
でも、自分の道も、結婚相手も、選ぶのは、その人自身であってほしい。
選ぶ自由を持っていてほしい。